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目次にもどる2002.6

マナー向上委員会からの提案 

「カバン置き、自分の態度は棚に上げ」
 京王マナー川柳の第4回最優秀賞を取った日野市・木村康彦さんの作品です。
この回はバッグ類の迷惑がテーマで、他にも世田谷区・鈴木さんの「ゴツゴツと当たる迷惑、主知らず」など共感を呼ぶ秀作がたくさんありました。一番取り上げられたのはやはりラッシュ時のリュック。ジャマな上にゆれを倍化する振幅、そして何より背負った本人の無自覚が腹立たしさをさらに倍増させます。 
電車内の迷惑行為といえば痴漢、携帯電話にウォークマンの音漏れ。 痴漢を別格にして、ウォークマンは80年代から、携帯は90年代から加わった新迷惑です。
バッグの迷惑は軽い方ですが、満員のラッシュアワーだけに限りません。通路側の席で寝ていたある日、いきなりゴツンと頭を叩かれました。気が付くと通路の向こうを大きなバッグを片手で持ち、片肩に背負った男性が歩いていきます。「バカヤロウ!」です。
本来なら常識としてお互いに気遣う範囲ですが現状は否。マナー向上のため、販売の包装時にバッグの持ち方マナーカードを同封してはいかがでしょう。
 電車や駅の混雑時、お互いの不快を避けるために工夫しましょう
一、リュックは前に抱くか、網棚に置きましょう
一、大きなバッグは片肩に担がず、両手で前に持ちましょう
一、硬いバッグ、角の立ったカバンは周囲の人に当たらぬよう気を配りましょう
一、座った時、バッグはヒザの上に置きましょう