3月12日、リーガルコーポレーションが輸入およびライセンス生産するイタリアのブランド「クローン」「Cクローン」の旗艦店が、原宿のキャットストリート沿いにオープンした。店舗はビルの2階に入る。同社が扱う従来のブランドとはMDもターゲットも変えており、今までの直営店舗にはない斬新なテイストに仕上げている。 
「クローン」の旗艦店はミラノとパリにもあるが、内装はそれぞれに異なる。いずれもブランドデザイナーであるブルーノ・ボルデーゼ氏の意向が反映されており、床面と壁面の格子棚と円形の椅子は氏の指定。さらに立地の選定にも関わっている。 
 ショップ・コンセプトはブランド同様に、「クラシックとアバンギャルドの融合」。モノトーンとメタリックが基調の無機的でスタイリッシュな内装に、素朴な木製の什器やおもちゃのようなコロンとした椅子を取り入れるなど、相対する要素の組み合わせがユニーク。 
また天井や壁面など随所に鏡を配置しているため、実効面積14.6坪以上の広さと奥行きを感じさせる。天井の右半分を占める大きな鏡に映るのは、床面に大きく描かれた女性のモノトーンの顔。鏡には段差があるため場所により見え方が異なる。また天井の左半分では配管を見せている。 
 在庫はオープンストック。店内奥ほか棚の上部にも積んでいるため、タイヤ付きのメタリックなハシゴ2本を走らせており、これも店内のユニークなアクセントになっている。 
       
      
        
          
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             床面に描かれた女性の顔は天井の大きな鏡に映り、店内に強いインパクトを与える | 
           
        
       
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             鏡を天井や壁面の随所に用いており、より広く見える | 
           
        
       
       
       
      
        
          
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             キャットストリートを見下ろすウインドー 
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             素朴な雰囲気ある木製の格子棚。店内の照明は棚の背後からのものと間接照明のみ | 
           
        
       
      
        
          
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             店の入口。効果的な鏡の配置により、店内がとても広く見える | 
              丸数字は写真番号、矢印は撮影方向 | 
           
        
       
       
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