今月の記事　ピックアップ	フットウエア・プレス 　2005・10
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特集

メンズシューズ編

〈カテゴリー別〉売上げ上位５ブランド

ドレス＆ビジネス    - 圧倒的に強いリーガル -

108 Point   （リーガルコーポレーション） 61年に米国ブラウン社のライセンス生産として日本で販売開始。90年、前面的に自社ブランド化。日本のビジネスシューズ、トラッドシューズの代名詞といえる一大ブランド。価格帯1万2000〜5万2000円、中心価格1万9800円。05秋冬商品は全250点。年間販売額は104億円。 評価 ◎スタンダードの靴、定番として評価できる（同様４件） ◎ヤング〜アダルトまで幅広い層に支持され、売場の中心であり安心のブランド（同様３件） ◎トレンドに対応しつつ、昔からの定番をしっかり継続している（同様２件） ◎ネームバリューは健在。新しいファンも着々と ◎根強いファンが多い ◎常に新しい提案があり、流れで捉えている ◎最近年齢層が若くなっている ◎デザイン性に優れたものが出ている ◎８月は売上げトップ 要望など ◆アイテム数が増えつつあるので、絞り込みをしてほしい ◆カジュアルでの目玉がほしい ◆流行だけではない、細部を大事にしてほしい ◆原産国表示をハッキリと。アウトレットで売りすぎ ◆軽量タイプの充実 ◆２Ｅ、４Ｅなどのウイズバリエーションの拡大 ◆"横綱"ブランドとしての立場上、素材のクオリティをもう少し上げてほしい リーガルコーポレーション　紳士営業部　高木康宏次長 高評価を得られたのは、消費者の「リーガルだから安心だ」という高い信頼感・安心感ゆえだと思います。品質・機能・素材・仕上げがすべて一級品であり、他の追随を許さないと評価してくださったのでしょう。小売店にとっても自信をもって販売できるブランドなのではないでしょうか。 販促も積極的に行っています。直営店やＦＣで年２回開催する、新製品の提案・訴求と販売促進を兼ねた「リーガルウイーク」は需要喚起の上で大きな効果を得ています。 今後とも、定番品だけでなく時代のライフスタイルを反映したトレンド商品を打ち出し、ビジネスだけでなくカジュアルの強化も図っていきます。 ▽リーガルコーポレーションのホームページ 　50 Point　 （リーガルコーポレーション） 86年にオリジナルとして発売された、「リーガル」の弟ブランド。適度なトレンド性あるトラッドなデザインと堅牢さが好評。価格帯9800〜1万5000円、中心価格9800円。年間売上高は約10億円強。05年秋冬商品はすべてドレスで60デザイン。 評価 ◎定番として根強い ◎リーズナブルな価格設定が人気（同様２件） ◎定番をおさえつつ新作に取り組むのが良い 要望など ◎上代9800円の商品のワンランク上を充実させてほしい リーガルコーポレーション　紳士営業部　高木康宏次長 クオリティーとファッションの両面にこだわった、「リーガル」に劣らないものづくりへの姿勢が評価されたことは大変うれしく思います。販路は量販店と専門店が主力ですが、「リーガル」と併用してパイの大きなＧＭＳからの受注が増えており、この分野での需要拡大を積極的に進めていきたい。 そのため商品的には、高機能ソールを使用したものやマッケイ製法などを取り入れたものもあります。グレードアップを図り、価格面でも底上げしていきたいですね。とにかく、販売の実績とクオリティーが小売店に認められたことは、まことにうれしい限りです。 　37 Point　　（オカモト） イタリア・マレリー社のライセンスブランド。60年代に高級靴として人気を博した。中心価格２万円台後半。 評価 ◎高級ゾーンでは絶大な人気でリピーターも多い ◎精度の高いモカシン技術を失わずにがんばってほしい ◎防水タイプが好評 要望など ◎撥水性などの機能の充実 ▽「マレリー」のホームページ 　34 Point　　（フープディドゥ） モードカジュアルの中心的なブランド。とりわけ20代層の支持が高い。87年に発売開始、中心価格１万円台後半。 評価 ◎他ブランドにはない企画力 ◎ドレスカジュアル的な商品で扱いやすい ◎個性的で大人のオシャレに人気 ◎月平均20足前後の実績。１足単価も高いため、売上げにも貢献 ◎他にない汚しテクニック。月50〜100足を販売している ◎８月は２位の実績だった ◎定番として活用できるモデルが２型ある 要望など ◎ストックサービスの向上 ◎競合店でも多く扱いがある。バッティングのない提案を ▽「フープディドゥ」の楽天ショップ 　30 Point　　（アサヒコーポレーション） 機能面を重視したコンフォートビジネスの代表格。中心価格帯9800〜1万5800円 評価 ◎軽いものを中心に動きが良い ◎ゴアテックス素材、ダイレクト製法が良い 要望など ◎デザインが古い ▽アサヒコーポレーションのホームページ ※すべてのランキングは本誌に。購入はこちらから