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![]() ![]() 丸身のあるトウラインが15年以上続く 英国流の"お洒落心"と"本物を愛する精神"を商品コンセプトに、スコットランドの穀物模様の革の名前をブランド名にしたヒロカワ製靴の「スコッチグレイン」。中でも1230(メダリオン)と1231(プレーン)は、その遊び心が息づく意匠と本物志向のつくりでロングセラーとなっている商品だ。 発売は90年1月。以来15年間以上愛されている理由のひとつに、生活シーンに応じてタッセルの取り外しを可能としたデザインが挙げられる。 「『スコッチグレイン』の中で2ウェイのデザインが楽しめる商品は唯一、この2モデルだけです」と語るのは銀座スコッチグレイン店長・平形博厚さんだ。 全体の7割ほどがヒモを使ったデザインの中で、スリップオンは割合が少ないことも、1230と1231の存在を際立たせている。15年以上もの間には、トラッドなデザインにも流行の変遷はあったが、オーソドックスなデザインと普遍的なディテールの処理も、固定ファンをつかむ要因になっているという。 「当店でもそうですが、今はつま先が長く、先端がややスクエアになったデザインの靴が多い。しかし、昔ながらの丸みを帯びたつま先のほうが好きという方もいらっしゃいます。1230と1231のラストはそういった方々からの支持を得ているデザインです」。(取材・文/宮間仁)
続きは本誌に。 スコッチグレインのホームページ=http://www.scotchgrain.co.jp/ |
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