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第33回ISF&第2回ジャパン シュー エキスポ、日本グランドシューズコレクション(神戸CS展)より
07春夏 レディスシューズトレンド
大きな流れは依然として"クラシック"と"フェミニン"
07年の春夏も"クラシック"と"フェミニン"が市場の根底を流れそうだ。またファッション全体の傾向とも連動し、ボリューム感のある足元が求められる。各展では厚めのソールや太めのヒール、大きなパーツ、凝った加工の素材などが多数提案されていた。
厚めのソール
 クラシックテイストの流れが継続しており、来季もボリューム感のあるタイプに需要が集まりそう。プラットフォームのソールに加え、ウエッジソールや太めの高寸ヒールなども依然として根強い。デザイン性だけでなくはき心地が良いことも人気継続の一因だろう。
「クレイジーガール」(ウエダ商事) 「アート」(エム・ピー・シー)
「ガボール」(ハヤシゴ)

つやを抑えたエナメル
 今季に引き続き豊富に登場する素材。とくに赤のバリエーションが豊富だが、ビビッドな真紅に加えて懐かしい雰囲気の朱色なども。ケミカルシューズの得意分野でもあり、比較的安価でユニークな商品も数多い。
エナ4 「アペリレ」(エニマドンナ)  「リオフラッシュ」(フラッシュ・カンパニー)
エナ3 「ヒナ」(カグラ) 「ピンクドルフィン」(伊藤ゴム工業所)

生地使いのアッパー
 全面に用いたものや革とのコンビ使いなどさまざま。来季は目の粗い生地や花柄のプリントでナチュラルな雰囲気に仕上げたタイプが多い。ウエッジソールのヒール部分に取り入れたものも目立つ。 
「EXEビスジーナ」(ウエダ商事)
「ペラメラ」(サニーコーポレーション)
「ビックマティエ」(てんぐ屋商事) 「ナイスクラップ」(東邦レマック)

絵柄のあるウエッジソール
 来季もさらにバリエーション豊富に登場する。中でもヒール部分に工夫を施したものが増えており、プリントや刺しゅうほか、アッパーと絵柄のつながったものやインソールと同じ素材を取り入れたものなど多種多様。
「アペリレ」(エニマドンナ) 「ルートナイン」(ルートナイン) 
 「セプテンバームーン」(ムーン.カンパニー)

足首に結ぶヒモやストラップ
 足首に結ぶ長いリボンは従来フェミニンなタイプによく見られたが、来季はリボン以外にも、ナチュラルな革ヒモや編みヒモなどを取り入れたカジュアルなものも。上品な雰囲気のアンクルストラップも多数登場する。
「セプテンバームーン」(ムーン.カンパニー) 「クレイジーガール」(ウエダ商事)
「アート」(エム・ピー・シー)