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![]() ファンは大学生から団塊まで 時代にこびない。時代に左右されない。ロングセラー商品には欠かせぬ大きな要素のひとつだが、「レッドウイング」のペコスブーツもそんなロングセラー商品のひとつだ。シリーズ自体は1953年に誕生、日本では前身のミドリインターナショナルが85年に発売を開始し、すでに23年間にわたって売れ続けている。 ペコスブーツの名前は、アメリカ中西部に流れるペコス川に由来する。このエリアの農場や牧場で働く人のために開発されたワークブーツである。バックルやシューレースがないシンプルなハーフ丈のプルオン・スタイルは、時代に左右されないデザインで、服装とのコーディネイトの幅も広い。ここ数年、細身デニムが流行しているが、ブーツインではくスタイルは、同ブランドの新規ファンをつかむきっかけにもなっている。 オーセンティックな定番商品は、大学生から上は団塊世代にいたるまで、幅広い年齢層のファンがついていることも強みだ。とくに団塊世代とそのジュニア世代からの支持は厚く、共にアメカジのブームを経験し、そこで育った世代である。個店で最も販売量の多いのは東京・渋谷センター街のアスビー。同店は団塊ジュニア世代がメイン顧客である。 続きは本誌に |
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