特集 進化するアパレルの靴・バッグ販売
アパレルの服即雑貨導入が加速している。なかでも靴とバッグは業態開発の中心的な存在として注目度が高い。多様化するその取り組みを大手アパレルの事例から検証する。

ここでは業態別に売場作りと商品を写真で具体的に紹介する。 |
トゥ&コー(サンエー・インターナショナル)
ブランドディレクター、濱田比止志氏が住んでいたパリにある区役所を再現。木製什器やアンティーク家具を積極的に取り入れ、クラシックで暖かみのある雰囲気を演出している。
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パリのマンションの一室を思わせるメンズコーナー |
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レジまわりは区役所の受付をイメージ |
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メダリオンをカジュアルに配したレディス。ともに\46,000 |
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メンズは細部に遊び心を感じさせる。
左から\35,000、\26,000、\23,000 |
*写真は青山店
三陽山長(三陽商会)
和を現代風に表現するブランドコンセプト"モダンジャパン"を店装に反映。玉石の上に甕と柄杓を置いたディスプレイや灯籠風のライトなど、売場の各所でさりげなく和を演出する。
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店頭右壁面(写真右上)は商品を分かりやすく見せるインデックスに |
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格子を想起させる店頭ウインドー。取材時は父の日に向けた演出を実施 |
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オーダー用の革やパーツのサンプルを店内奥で展示 |
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日本の職人による丁寧な作りが特徴。写真の"友之介"は安定した人気。 |
*写真は銀座店
アウドクシア(バスストップ)
「ヴィア・バスストップ・アクセサリー」と同様、靴とバッグを中心とした雑貨ミックスの陳列でコーディネイト提案を行う。
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デザイナーズブランドを集積 |
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素材感や色合いなどで、同じテイストの商品をまとめる |
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独占輸入販売するバッグ「ズフィ・アレクサンダー」は店頭で訴求 |
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中心ブランドの「アレキサンダー・マックイーン」。 |
*写真はシブヤ西武店
ラブクレール(ジュン)
90年代初頭に注目されたアールデコ様式を店舗デザインに取り入れた。直線と曲線を組み合わせた象徴的な鏡は店内を広く見せると同時に、後方への導線を生み出す役割も果たす。
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白の陳列台は靴が主役のステージをイメージ |
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靴とストッキングで足元のコーディネイトを提案 |
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漆黒の棚でスポットライトを受けた商品が、浮き上がって見える |
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オリジナル「ラブクレール」は色や素材でインポートの風合いを追求。 |
*写真は銀座店
ユナイテッドアローズ
婦人靴を主とするセレクト業態「オデット エ オディール」で展開する4ブランドでは、08-09秋冬は「甘さや柔らかさの中に一つまみの毒を加える」などいくつかのテーマを表現する。フラットソールやローヒールへの需要の高まりに応え、今季は新しい木型も多数登場。
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「ペピータ ドロ」では1900年代初頭のパリ・モンパルナスをイメージ。中央のミュール¥24,000 |
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ブランドごとのディスプレイで世界観を表現 |
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