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クラウン製靴のレザースニーカー「キャサリンハムネット 31122」は07年春の登場以来ロングセラーを続けている。いちばん人気のベージュだけでも年間販売足数は約3000足(08年12月〜09年11月)。不況下にもかかわらず、1足1万9800円、税込みで約2万円のスニーカーがこれだけ売れるという点は特筆ものだ。 いちばんの特色は、ノーズの長いすっきりとしたフォルム。カテゴリーはスニーカーではあるものの、一般的なスニーカーにつきまとうボテッとしたイメージを払拭(ふっしょく)した。 木型は先端を薄く、かつ反りあがらせることで、洗練されたイメージと軽快な足の運びを実現している。これは「いかにもスニーカーというイメージからの脱却を図りたかった」という商品コンセプトから生まれたもの。独自の木型の開発によって生み出されたオリジナリティあふれるフォルムだ。 店頭でも際立つ存在で、このようなテイストのスニーカーは売場では他に見られず、フォルムと配色のバランスの良さが相まってお客の目に止まりやすいとか。「雰囲気がいいといわれる」という声が売場から多く寄せられている。 リピーター需要も根強く「はいたときのシルエットやバランスがいちばんきれいに見える」「スニーカーなのにノーズが長くて足のラインがきれいに出せる」というポイントが好評。スタイリッシュなフォルムは、スニーカーをおしゃれにはきこなしたい人を虜にする魅力を持っているようだ。 続きは本誌に |
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