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(紳士靴編) |
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売場レポート 婦人靴売場の動向をレポートした7月号特集に続き、今月号では梅田地区で屈指の規模を誇る2つの紳士靴売場をレポートする。
紳士靴を展開する8階は、伊勢丹が推進する自主編集売場の代表格「イセタンメンズ」を導入した。ブランドの仕切りをなくし、買い回り性を重視した統一環境を提供。165u(50坪)の紳士靴売場も、オンとオフのシーンを想定しそれぞれに用途やスタイルを考慮したMD、売場作りを行っている。 全体の60%を占めるオン提案は、国内外の高級ブランドを集めた5万円以上のアッパービジネス、高品質でコストパフォーマンスが高い1万9000円以上のモデレートビジネス、ローファーやスリッポンを中心としたニュービジネスの3つで構成。 40%のオフは「マークジェイコブス」「プーマ・バイ・ミハラヤスヒロ」「ブッテロ」をはじめインポートとデザイナーズを中心としたトレンドカジュアル、「クラークス」「スピングルムーヴ」などはき心地や機能性に特徴のあるコンフォートカジュアルの2テイストで展開する。 靴販売専属の社員を採用 激戦区梅田での差別化策として、同売場は直輸入ブランドや国内開発の「オンリー・アイ」を軸にしたオリジナル商品を充実させた。ブランド自体、もしくはブランドの一部の型番を独自商品として展開。その比率は全体の30%に上る。 英国靴の品ぞろえにもこだわった。「分かりやすくはきやすさを求めるのが大阪人の気質で、他店にしっかりした英国靴は少ない。そこをあえて当社の強みとして打ち出していきたい」と中川康二バイヤーは意気込む。世代問わず浸透が進む、ビジネスとカジュアルの中間的なスタイルに合わせやすいニュービジネスも強化ポイントの1つだ。 本原稿の続きと阪急百貨店メンズ館の記事は本誌に |
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