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2015年春夏素材見本市「リネアペッレ」が3月11〜13日まで、イタリア・ボローニャ見本市会場で開催された。42ヵ国から1101社が出展(イタリア754社、国外347社)し、昨年同期より20社増となった。内訳はタンナー523社、アクセサリー&コンポーネント449社、ノンレザー110社、デザイナー・学校・他19社となっている。 |
バリエーション広がるブルー スムースレザー、スエード、ポニー、メタリック、エナメルなど、今シーズンはさまざまな素材、仕上げで提案されたブルーが目立つ。アイスブルーからオーシャンブルーまでどこかリラックスさせるカラーが印象的だ。 さりげないオリジナル性 デザイン、仕上げ、モチーフに強烈さはないが、心に残る印象的な素材提案が多い。アニマルなどのモチーフは、大柄と小柄の両方が提案されている。トレンドセレクションで提案されたカテゴリー別に紹介する。 モチーフは60年代 ノン・レザーではブルー、イエロー、グリーンとアシッドカラー(酸味のある果物を思わせる色)が人気。フラワーや水玉、ストライプと60年代モチーフを取り入れている。 |
ポインテッド、アーモンドトウは継続 「エレガンスではポインテッド、アーモンドトウは継続、日本ではスクエアトウが人気」と説明するのは木型メーカー「エンゾ」社のウバルド・べレッティ社長。カジュアルでもポリウレタン製で軽い厚底ラギットソールが継続する。 ヒールメーカー「モンティ」社では、透明のブロックヒール、メタリックの低寸ヒールを提案している。 |