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  ３月19日に大阪の南に位置する「イオンモール堺鉄砲町店」がオープンした。テナント数は合計１６０店。南海本線・七道駅に直結という利便性の高い立地だが、３キロ圏内に「イオンモール北花田」「イオンモール泉南」「りんくうプレミアムアウトレット」などがある大激戦地区でのオープンだ。 「イオンモール堺鉄砲町店」は、「北花田店」との差別化を図るべく、比較的買いやすく値ごろ感のある専門店を入れたことが特徴。準核店舗には「スポーツオーソリティ」「天牛堺書店」「アークオアシス(イオン初出店、カルチャーセンター)」などの「カジュアルモール」が売りだ。 シューズでは「アスビー」「フェミニンカフェ」「ネオスタ(タケヤ)」「クロックスbyブース」「スケッチャーズ」「アンジェリーク(おく田)」などが出店。バッグでは「サックスバー・アナザーラウンジ(東京デリカ)」「Ｐ.Ｒ.Ｓ(カトレヤ)」「スクエアフィールド」などが入店する。 専門店モールに進出するイオンリテール系店舗 特徴的なことは、イオンリテールの構造改革の一環として、専門店街にイオンリテールの衣料系直営ショップが全部で７店舗入店していること。どれも専門店と遜色ない店舗づくりや、接客、コラボ商品の展開、こまめな販促などに取り組んでおり、今後、専門店を脅かす大きな流れになりそうだ。 直営売場の「イオンスタイル」にも変化が表れてきた。今までのようなマスに向けた大量販売では通用しなくなったことから、「ユニット」と呼ばれるライフスタイルでくくった“専門店型売場”に注力している。スタッフの数も倍に増やし、売場のケアや接客に当たっているのは、これまでと違う点だ。 「雑貨とファッションのフロア」では、新しいユニットとして「オーダーシャツ」や「ウェルネススポーツ」といった、最近注目されてきたカテゴリーを新設。またメンズ、レディス全体的に「雑貨」の比率を高めている。メンズ服飾ユニットの「マルシェブラン」では、４万〜５万円台の伊インポートバッグなども提案されている。  ◆「イオンモール堺鉄砲町」 大阪府堺市堺区鉄砲町一番地 072-221-0005(代) |
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