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「肌の手入れと同じ」とシューケアを説明![]() このフロアでの「プラスワン」は、シューケア用品の販売。コロンブスの「ブートブラック」シリーズを中心に、R&Dの「モーブレイ」などが売れ筋だ。特にブートブラックの汚れ落とし「ツーフェイスプラスローション」、革に潤いを与える「デリケートクリーム」、靴のカラーにあわせた「シュークリーム」が売れ筋トップ3。これには、売場に立つスタッフのセールストークが大いにモノをいう。 「靴のお手入れは肌と同じ、汚れを落とし、肌にとって乳液と同じ働きをするデリケートクリームを塗ります。靴クリームはファンデーションと同じですとお話すると、納得して購入されます。一方で、スードのお手入れはヘアケアと同じで、ブラッシングとスプレー。シャンプーもありますよと勧めしています」(宮崎亨さん)わかりやすい説明のため、手順も自然に頭に入っていく。 ![]() オーダーベルトやスリッパも売れ筋銀座六丁目本店では、10年前、20年前の靴が修理に持ち込まれるのは当たり前。修理の後にきれいに磨き上げてお渡しすると、「こんなにキレイになるなら、やってみようか」と、シューケア用品を購入するきっかけとなる。 このほか、シューツリーは、「靴は体重を支えて屈曲していますから、形を整えてあげましょう。スーツをハンガーに掛けておくのと同じですよ」というセールストークとともに勧めている。 紳士靴フロアでは、オーダーベルトも扱う。ボックスカーフ、コードバン、スエードなど6種類約40色からチョイス、サイズを測ってバックルやステッチのカラーを選ぶ。仕上りは約1ヵ月後。2万円台が中心で、レッドやイエローなど思い切ったカラーもあり、リピーターも多いという。 贈答品として人気なのが、創業100周年の際、記念に作った革のスリッパ。木型によって左右非対称にできており、底に厚みがあるため履きやすく、足にフィットするので音も静かだ。 |
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