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スニーカー通勤のウォッチングは今回で4回目となる。前回は2018年7月の調査だった。今回も全く同じ条件で、東京・有楽町の男女27〜59歳の通勤スタイルを調査した。(アジアリング 高橋) 《メンズ傾向》「ハイブリッド化」と「スポーティー化」が広がる前回と比較すると、オーソドックスな革底などの「ドレスシューズ」が大きく減少し、「高機能+ハイブリッドドレス」と「スニーカー」の割合が、大きく占める結果となった。これまで、アダルトイメージの強かった「高機能+ハイブリッドドレス」も、若いビジネスマンにも定着しており、見た目はドレス、履き心地はスニーカーという組み合せが、時代にマッチしているようだ。 注目のスニーカー着用も増えており、ビジカジスタイルでは、「高価格スニーカー」、「モードデザインのスニーカー」、「レザースニーカー」など、本革使用や節度あるスニーカーを選んでいるのが大きな特徴。ヤングトレンドとは異なる、ビジカジを想定した大人スニーカー市場がさらに広がっていきそうだ。 《レディス傾向》幅広いスタイルに靴の自由化が広がるエレガンス志向の高い、通勤&コンサバ・ファッションだが、靴については自由化が広がっている。真冬なので、「ブーツ」の着用も拡大しているが、「カッター」や「カジュアル短靴」「スニーカー」など、カジュアル志向のアイテム割合が高いのが、最近の大きな傾向だ。 特に、「スニーカー」は前回7.4%から22.0%と大きく拡大している。ここでは黒や白、黒×白、グレーなどのモノトーンカラーのスニーカーが主流となっており、革靴感覚でスニーカーを組み合わせている。 |
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