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今年は5月に記録的な早さの真夏日を観測するなど、ファッションも小物も、盛夏ものの取り入れが早まっている。今回は、東京・原宿ラフォーレ前の交差点にて、18歳〜29歳のトレンド世代の限定し、彼女たちのバッグ&シューズ傾向をウォッチング。 【バッグ傾向】 クラシックな「トート&ショルダー」や「カゴ、雑材、ビニール」が復活 店頭では、しばらくナイロンのリュックや小型ショルダーなど、スポーツアイテムに人気が集中していたが、原宿トレンドでは傾向に大きな変化が見られる。 ややルーズのシルエットでリラックス感のある着こなしはそのままで、組み合わせるバッグはより女性らしく、エレガンス志向の高いアイテムが目立ち始めている。 定番の「トート」は、やや小型のものを、腕に抱えるように持ち、ショルダーは本革や合皮のクラシックタイプを選択。そして、カゴや雑材バッグも、バスケットタイプやハンドバッグ感覚のものが人気となるなど、アイテムとバッグ持ち方に大きな変化が感じられる。 このようなエレガンス化傾向は、秋以降に本格化すると予想される。秋のMDや店頭演出でもエレガンス回帰を想定した準備が必要。 【シューズ傾向】 足元から、エレガンスアイテムを取り入れるテクが目立つて来た シューズも同様な傾向が見られる。今年のサンダルは、カウンター+細ストラップのヌーディサンダルや、チャンキーヒールのミュールサンダルなど、エレガンス色の高いヒールサンダルが復活。 カジュアル色の強い原宿系の着こなしに、あえてエレガンスなサンダルの組合せが旬のトレンドとなっている。一方、「パンプス」も高寸のピンヒールタイプが復活、「カッター」も、ポインテッドトゥやサイドオープンタイプで、より女性らしい靴に変化。 トレンドに敏感な女性は、シューズ傾向でもエレガンス回帰が強く感じられる。今年のブーツ傾向でも、エレガンス化は加速すると予想されるので、ピンヒールやキトゥンヒールの強化、ストレッチブーツの提案、ポインテッドトウなど、より女性らしいラストで新しい流れをどんどん打ち出すことが必要だ。 |
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