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椎野伝一(MARDEN INC) |
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アイテムのバリエーションが豊富になっているニットシューズ。スタッフの誰もが、効果的に特徴を訴求できる演出アイデアを考えました。
「ニット素材の持つ快適性を訴求」ニットシューズといっても従来のスニーカータイプのものに加え、今やロングブーツからアンクル丈のブーツ、かわいいウエッジソールやローヒールのスリッポンなど、見た目が革靴と変わらないさまざまなデザインのニットシューズが売られています。従って、今まで以上にニット素材の特徴を分かりやすく見せることが、売るための重要なポイントになります。 ここではニットシューズの主な特徴である「フィット感」「軽い」「暖かい」の3点を、ニット素材を感じさせる、カラフルな毛糸玉をモチーフにした吊りPOPを使って訴求します。 また、透明な塩ビBOXに毛糸玉を入れたもので陳列高に変化を付けたり、毛糸玉を積み上げてアイキャッチャーとして活用します。
「スポーティータイプのデザインバリエーション訴求」スポーティータイプのニットシューズも、フェミニンなものからクールモダンなタイプまで、多くのバリエーションが増えています。 リボン付きやラインストーンを散らしたフェミニンテイストのもの、メタリックテイストのモダンなタイプに、ランニングタイプのシンプルなアイテムを加えた、4種類のニットシューズを訴求します。 棚上にはそれぞれのアイテムの着用シーンの写真を使用したPOPを掲出します。写真は該当するシューズをスタッフが履き、足元だけ撮影したものをプリントアウトします。 POPの横には素材感を表現した毛糸玉を飾り、上段棚にはスチロールレンガに、商品説明POPを貼ったものに靴を置き、陳列高に変化を付けます。 店の前を歩いているお客さまが、店頭のディスプレイに目を止める時間は、わずかに1〜2秒だといわれています。従って、そのディスプレイでお店が伝えたいと思うこと、つまり「対象とする客層は?」「商品のタイプやテイストは?」「今一番売りたいものは?」「その商品の特徴は?」などを僅か1〜2秒で分かってもらわなくてはならないのです。 そのためには、あれもこれもを見せようとせず、できるだけ訴求要素を絞り込んで、ほんの短い時間で、お客さまの目を止め、足を止めて買いたいと思っていただくことが肝要です。 訴求要素の絞り込みの一例とは、@色 Aアイテム B客層 C用途 D使用場面 E価格などが考えられます。 |
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