|
||||||||||||
高橋悟史/アジアリング | ||||||||||||
専門店の店頭ではまだまだ保守的な品ぞろえの店が多い中、原宿のヤングトレンドでは、これまでの定番アイテムとは異なる、目新しいブーツやハンドバッグを求める傾向が見られる。 東京・原宿で16歳〜29歳のトレンド世代の着用率から、2020年秋冬の靴&バッグ傾向をまとめてみた。
調査日は11月下旬で、ブーツの着用率は靴全体の約4割。ブーツ全盛期の頃は着用率が7割を超えていたので、まだまだブーツ拡大の伸び代はある。しかし、今季はロングブーツも復活しており、ショート丈のワンピースやスカートに、ロングブーツを取り入れるのが究極のトレンドとなっている。 通年は黒ブーツに集中するが、今季は白、アイボリー、カーキ、ベージュ、キャメルなど、アースカラーを中心にカラーブーツも大人気なのが大きな特徴。また、着用率の高いショートブーツでは、スクエアラストやデザインヒール、ヒールアップタイプなどよりエレガンス化、モード化が見られる。
バッグではこれまで主流だった、ストリート系の小型ショルダーやウエスト、リュックなどの人気は完全に終息し、昔のハンドバッグ感覚の小型ショルダーや小型トート、新形状ハンドバッグなどにトレンドが変化している。 今季はエレガンス志向の高い女性だけでなく、カジュアル色の強い着こなし、ストリート系のファッションでも、バッグのみクラシック&エレガンス調という人も目立った。 |
||||||||||||