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シューズウォッチング (東京・原宿)
   高橋悟史/アジアリング


今年は2月中旬から20度を超える4月並みの陽気が見られる。例年よりも春アイテムを先取りする女性が非常に多いのが特徴だ。

【シューズ傾向】

カッター、パンプスが浮上

 シーズン端境期であり、アイテムの分散化傾向が見られる。気温は高くなったものの、ブーツの着用は3割程度残っているのが特徴。今季のブーツでは、白&アイボリーのブーツがヒットした。秋冬に購入したこれらのカラーは「春ブーツ」としても楽しめる点が大きな魅力で、春らしいショートパンツやスプリングコートに、白&アイボリーブーツを着用する人が目立った。長期ヒットが予想される。
 秋冬低迷していた「パンプス」と「カッター」の着用率は、春になって大きく回復している。ここでは@白、アイボリーAパステルBビビッドカラーが春パンプスのベストカラーとなっている。
一方、「カジュアル短靴」でも白やアイボリー、ベージュなど春色のローファーやオックスフォードが登場しており、どのシューズでも白&アイボリーが春の本命カラーといえる。