今月の記事・ピックアップ 2021・11
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白が新鮮! スリムなショート&ハーフが動いている

10月中旬、東京・有楽町駅前でブーツを履いている女性をウォッチングした。前日とは打って変わった気温の低下で、ブーツを履いた人が増えており、若者だけでなく、ミセス層にも広がりを見せていた。
オーバーニー・ブーツを履いた人は見られなかったものの、ロングからショートまでデザイン・バリエーションは多彩になっている。また、ポインテッド・ラストのエレガントなタイプが目立つ一方で、リング使いやサイドゴア、レースアップといったカジュアルブーツも多い。今シーズンの特徴的なことは、色使いが黒かオフホワイトに2分され、ブラウン系は少数派なことだ。

 ロングブーツ

ミニスカートやショートパンツに、シワの入ったスリムなタイプのニー・ハイ・ブーツ(膝下丈寸のブーツ)を履いたスタイルが定番となっている。太目のヒールタイプと、フラットソールのカジュアルタイプがある。


ショートブーツ

黒とオフホワイトに分かれて人気のショートブーツ。ポインテッドトウのラスト使いで、ソフトなアッパーの絞られた履き口が、フィット感の良さを感じさせる。ヒールは太目の一方で、細いハイヒール使いも見られる。


ハーフブーツ

ショートブーツより筒丈の高いブーツがシーズントレンドとして目立った。カラーはオフホワイトか黒で、サイドファスナー使いのスリムなブーツが多い。ロングスカートでの履きこなしが一般的だ。


カジュアルブーツ

 マニッシュなサイトゴアブーツや、ウエスタンイメージのリングブーツ、ワーク調の編み上げブーツなどで、カラーは圧倒的に黒だ。サンダルやスニーカーの流れで、厚底を使ったサイドゴアブーツも見られた。