「仲良し需要」や「絆需要」として、仲のいい友達、カップル、夫婦でおそろいファッションを楽しむ人たちが増えている。以前の「アベック（ペアルック）スタイル」とは異なり、最近は同性同士でおそろいを楽しむ、テイストを統一させた、高度なおそろい感を楽しむなど、新しい「おそろいスタイル」が見られる。
同スタイル、同テイストで仲良し感をアピール
仲の良い女性の友達同士で「おそろいスタイル」を楽しむグループが多いのが、近年の大きな特徴だ。元々、東京・原宿ではコスプレ感覚に近い、ロリータ系やゴスロリ系は、以前から見られたが、最近は、コンサバスタイル～ストリートスタイルまで、さまざまな着こなしでも「おそろい」を楽しむ傾向が見られる。
全身おそろいにするだけでなく、あえて色違いを楽しむ、異なるアイテムでテイストを合わせ、仲良し感をアピールするなど、より高度な「おそろいファッション」が登場している。
一方、カップルや夫婦でおそろいを楽しむ「アベックスタイル」も登場しており、ここでもさまざまなテイストが見られるのが興味深い。男女の性差を超えた「ジェンダーレススタイル」と合わせて、「おそろいスタイル」に注目していきたい。
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高橋悟史 (アジアリング)
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