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新業態 SAC’S BAR mono+i (サックスバーモノアイ)四條畷イオンモール店

社会貢献に繋がるSDGs店舗を大阪にオープン ――リサイクル素材を使用したPB製品を販売

普段の買い物が社会貢献型につながる 

 全国に600店舗以上のショップを展開するサックスバーホールディングスは3月11日、SDGsをコンセプトとした新業態「SAC’S BAR mono+i(サックスバーモノアイ)」をオープンした。
大阪・四条畷市(ルビ:シジョウナワテ)の「イオンモール四条畷」1階に出店し、バッグ、革小物、スーツケースに加えて、店頭ではレディスのアクセサリーや傘など、服飾雑貨が幅広く展開されている。
新店舗はSDGsカラーがイメージされたカラフルな店舗(約50坪)で、「普段の買い物が誰かのためになる」をテーマにした、社会貢献型の業態店だ。店内には再生繊維やリサイクル素材を採用した商品が並び、それらを購入することで一部が寄付につながる仕組みだ。
オープン日にはブランド開発者がそろい、店舗に込められた想いや製品化の裏側を紹介した。また、一般就労が困難な障がいのある方々が織る生地工房からは、視覚障がいの方による〝さをり織り〟を実演公開し、好評だった。
店舗の売上げの一部は、社会福祉法人「日本ヘレンケラー財団」へ寄付されます。さらに子どもの貧困と差別問題に取り組む認定NPO法人「フリー・ザ・チルドレン」、子育てにかかる問題に取り組む認定NPO法人「フローレンス」「ウォーターエイドジャパン」へも寄付することで、SDGsの目標に貢献していく考えです。
「コロナ禍で世界的に貧困問題が深刻化するなかで、『社会貢献をしたいがどう行動すればよいか分からない』『何かできることがあれば…』と想いをもった方々に向け、店舗のテーマである〝普段の買い物が誰かのためになる〟という機会を創出していければと思います」と、第3商品部課長、プライベートブランドディレクターの松尾仁之さんは話す。


リサイクルレザーを使った革バッグや財布をそろえる

 取り扱うブランドのラインアップは、95%がオリジナル。レディスブランドでは「キソラ」「エフィー」「サロンドリュバン」「エティアム」など。メンズでは「フィセブレイブ」「プラグ」「ゴールデンバンブー」「スマートピープル」といったそれぞれ個性的なオリジナルがそろう。
 寄付することでSDGsの目標に貢献していくだけでなく、展開する各ブランドとも、環境負荷を意識したサステナブルな試みが行われている。
「スマートピープル」のバッグはリサイクルレザーを使っている。「エフィー」では、LWG(レザーワーキンググループ)認証のレザーを使った財布をそろえている。また、店頭のポップアップでは、ペットボトルキャップをアップサイクルした素材で編んだ、メキシコ産のメルカドバッグを提案する。
「大阪は2002年にサックスバーの第1号店がオープンしたゆかりある場所です。今後は店頭ポップアップで社会貢献につながるブランドを紹介しながら、さらなるチャレンジを続けたい」と松尾さんは話す。

◆大阪府四條畷市砂4丁目3−2 イオンモール四條畷 1F 
TEL:072-812-2391