今月の記事・ピックアップ 2022・10
 フットウエアプレス >  特集 通勤シューズ、こんなに変わった ファッションウォッチング

 
 ファッションウォッチング(東京・新宿駅南口)  高橋悟史(アジアリング)

「堅実派」VS「自由派」に分かれる

 コロナ禍でテレワークなどが定着しているものの、通勤を再開するビジネスマンが非常に増えている。ウォッチングは、通勤人口が非常に多い新宿駅南口でビジネスマンのシューズ&バッグの傾向を探ってみた。
今回はカジユアルスタイルの男性は調査対象外とし、スーツ、ジャケパン、ビジネススラックスの人を対象とした。

<シューズ>

ドレスとビジカジの2極化が進む

全体の8割近くがドレスシューズの着用となった。しかし、新宿でもオーソドックスなスーツやジャケパンスタイルに、カジュアル短靴やスニーカーを合わせる人も増えており、多様化が進んでいる。
ドレスではビジネス靴として最もオーソドックスな「ストレートチップ」が、ドレス全体の約6割を占めており、コロナ禍で堅実な靴選びが感じられる。
一方で、ドレススニーカー(ビジネススニーカー)やドライビングシューズ、白スニーカー、ニットスニーカーなどをあえてスーツに合せる人も増えており、都心のビジカジシューズ傾向は2極化が進んでいるようだ。