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ミカム2023年春夏コレクション

豊富なカラーで展開するフェミニンスタイル

来場者数は3月展より30%増える

 第94回国際靴見本市「ミカム」は9月18日から3日間の日程で、伊ミラノ・ローフィエラで開催された。
 今回のテーマは“Finallytogher”。前回同様、革小物・アクセサリー「ミペル」、プレタポルテ「ザ・ワン・ミラノ」がミカムパビリオン内で、ファション&ジュエリー「Homi」が時期を重ねて行われ、ミカム最終日に2023‐24年秋冬素材見本市「リネアペッレ」がスタート、来場者の利便性と相乗効果を狙った。
 出展社はトータルで1102ブランド、「ミカム」単独の発表は無く、「ミペル」は150ブランドが出展した。前回からスタートしたサステナブルプロジェクトはさらに広がり、有名ファッションブランドや新進ブランドを集約したエメルジングデザイナーズも注目された。
 来場者は3月展より30%増の3万5470人。今回はグリーンパス提示やマスク着用の義務がなく、特にコロナ禍前の雰囲気を感じさせたのは来場者の顔ぶれ。アメリカやカナダ、日本からの来場者が戻ってきた。ドル高、円安という状況の中で、ドル国バイヤーの積極的なオーダーが目立った。
 2年半振りに来場した阪急阪神百貨店第1店舗グループ 婦人服飾品商品総括部・吉田和弘ゼネラルマネージャーは「出展していない靴メーカーが増え、かなり縮小されたというのが第一印象です。ミニマムオーダーの壁はだいぶ低くなったので、オーダーはしやすくなりました。クラフトマンシップを感じる靴メーカーを探し、取り組んでいくのが自分達の使命だと感じています。エメルジングデザイナーのような、新進ブランドに焦点を当てるエリアはこれからも続けて欲しい」と語っている。

商品トレンド

気分を明るくさせるカラフルなコレクション

 今シーズンのコレクションは、コロナ禍で閉塞感を開放したような、気分を明るくさせる豊富なカラーパレットが見られる。さらに、外出する機会でのコーディネイトを決めるフェミニンなデザインにも注目が集まっている。
 フェミニンなスタイルを提案している「MI/MAI」のデザイナー、セリーヌ・トマスさんは「エレガントなスタイルを待っていたかのように、ジュエリーシューズが人気」と語っている。
 全体的にエレガンスな流れになっており、フェミニン、カラフル、ブライトが今シーズンのキーワードのようだ。


 パッチワーク グルカデザイン   ソワレシューズ
  ピンク、イエロー、グリーン、ブルー、バイオレットなどがパステルやメタルカラーに表現され、自由に組み合わせられている。スニーカーからエレガンスシューズまで、気分がウキウキするデザイン。   メンズで人気だったグルカデザインがレディスにも広がっている。スポーティーからエレガンスまでバリエーションが広い。   ジュエリーのポイント使いやフェミニンなエレガンスシューズに熱い視線。日常から非日常を楽しむ時間が増える期待と予感が。