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 新店 BAGGY‘s CAFE (神戸・六甲アイランド)



バッグとカフェを融合したくつろぎスペース

 ユニセックス系カジュアルの「バギーポート」を創業した池上勝久さんが2022年9月、六甲アイランドに「Baggy’s Cafe(バギーズカフェ)」をオープンした。バッグコーナーとカフェコーナーとが融合した斬新な組み合わせ。店の広さは33坪。
 入口を入って右側にあるカウンターで注文し、中央のバッグを並べるエリアを通って、左側の広々したイートインコーナーでくつろげる。売場の随所には、池上さんと縁のあるアーティストたちの作品を掲げ、さらに趣を醸し出している。
コーヒー豆は、地元・芦屋のRIOコーヒーを使い、イタリアのラ・マルゾッコ社のエスプレッソメーカーを使って提供している本格派。サラダなどは地元の丹波産のものを使い、フード類やスイーツも充実している。

“つながりの集大成”を表現 

 バッグコーナーは、バギーポート定番のアイテムのほか、財布コーナーやここでしか手に入らないお買い得品もそろえている。
「コロナ流行中に社長業を次世代に承継し、少し自分に余裕ができたところで、自分が今まで培ってきた“つながりの集大成”を、ここで表現できるのではと思い、皆さんの協力でここまでこぎつけました」(池上さん)。
ちなみにこのカフェは、池上さんが代表取締役をする別会社「その日ぐらし」が運営する。社名には「その日その日を、大事に暮らそう」という真面目な意味が込められている。
「コロナで会いたい人に会えない、行きたいところに行けないもどかしい日々を体験して多くの人が一日のささやかな幸せが大切だと、実感されたと思います。そんな一日をこのカフェで支えていきたい」と池上さんは笑顔で話す。

◆兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-11−2
https://www.baggyscafe.com/