 |
|
|
||||||||||||
    東京・谷中の隠れ家的なバッグ店、「ボエームプリュス ボーデッサン」。オーナー生嶋時彦さんが、今までのバッグ作りで培ってきた、こだわりや想いが凝縮された空間として、最近ではインバウンドのお客までもが足を運んでいる。 今年９月には、「ボエーム」から徒歩10メートルのところに、コンテナを改装した３坪ほどの「ＡＮＮＥＸ」をオープンさせた。大きなウインドウが設けられたショーケースのような雰囲気で、土・日・祝のみオープンするショップだ。 外観のカーキ色のカラーリングや、夜になるとネオンが点るディスプレイのひとつひとつにまで、生嶋さんのこだわりが詰まっている。 店舗には、今までの本店では手狭で広げられなかった、レザージャケットやコートなどのアパレル、シューズやストール、傘といった服飾雑貨などを展開している。特にレザージャケットやＧジャンは、素材からステッチまで生嶋さんのものづくりへのポリシーが反映されている。 外にテーブルを出し「ホットワイン」を提供「パリの街角にある店は、毎日オーナーが細々とウインドウディスプレイを変えています。あのウインドウから垣間見える世界観が好きで、大きなウインドウのある店を作りたかった。コンテナをくり抜いて大きなガラス窓を作り、コツコツとディスプレイしています」と生嶋さんは楽しそうに話す。週末のオープン日には外にテーブルを出して、谷中を散策される方々へ「ホットワイン」を提供している。年明けには御神酒に様変わりするとのこと。最近は見られなくなった、専門店らしい〝服飾雑貨中心の濃密な世界観〟を目当てに足繁く来店する方も少なくない。 ◆東京都台東区谷中７－17－９轟天01 TEL：０３－５８４２－１０４８ |
||||||||||||
 |
今月の記事・ピックアップ 2024・1